三つ目に泊ったホテル、結局ここを定宿と決めました。清潔、大浴場有り、朝食付き、全室インターネット接続可、しかも5800円。何と言っても開放感のある大浴場は、ビジネスホテル暮らしにはありがたい物です。朝食は簡単なバイキング形式で、毎日似たようなものですが、野菜は豊富でした。ホテルですからいろいろな方が泊られます。設備関係の出張工事のグループ、遍路姿の夫婦者、営業マン、、、。掲句の人は、年季の入った一昔前の商人風、私よりはだいぶ年上でしょう、賑やかな作業服姿の連中を尻目に、どこ吹く風といった風情で生卵を割る、その慣れた手つき、、、。<阿南3>(2011年冬詠)
狭い部屋の風呂より大浴場でゆったりできるホテルはいいですね。
私も出張では高い宿より安い宿、狭い風呂より広い風呂、禁煙などを基準で選んでいました。
卵にも寒が有るとは知りませんでした。
寒卵には少し早かったですね。句も実際は年が明けて作ったものです。
今と違い昔の卵は貴重な栄養源でしたね。
寒中の卵は特に栄養豊富で、生で食べればよいと言われたそうです。
私の生家にも鶏は何匹もいましたが、そんなに食べていたような記憶はなく、受験に出発する朝母が作ってくれた卵かけご飯を、今でも思い出します。