映る雲ほども動かず浮寝鳥

風が強く雲が勢いよく流れている冬の日でした。広い川の中ほどに数羽の鴨が浮いていました。首を折り、まさしく浮寝の姿勢です。よく見ると、川も流れている、その川に映っている雲も動いているのに、浮寝の鴨だけが動いていないのでした。きっと、寝ているようで寝ていないのでしょうね、水面下では無意識に足が動いているのでしょう、、、。(2014年冬詠)

「映る雲ほども動かず浮寝鳥」への4件のフィードバック

  1. 川に浮いて寝ている様子はのんびりと感じられますが、流れていかないと言う事は確かに足を動かしているという事ですね。
    自然界で生き延びて行くには一瞬たりとも気を抜いてはだめなのでしょう。
    鳥もなかなかどうして大変ですね。

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