里山の続きは深山桐の花

津山から高梁へは国道313号線を走る。昔に比べるとずいぶん走りやすくなったなあと、そんなことを考えながら走っていると、昔すれ違うのにも苦労した旧道と橋が見えた。止まってみると橋はすでに崩れかけており、通行禁止になっているようだった。その橋の向こう側には大きな桐の木があり、花をつけていた。昔はそのあたりに家もあったような気がするのだが、記憶は定かではない。(2008年夏詠)

「里山の続きは深山桐の花」への2件のフィードバック

  1. 昔は娘が生まれると嫁入りの箪笥用の桐の木を植える習慣が有ったとか。
    我が家の裏の畑にも桐の木が育っていたけどいつ切ったのやら?
    誰の為の桐だったのか?今度田舎へ帰ったら母にでも聞いてみよう。

    1. そうですね。
      この辺りではつげを植えて、嫁入りの時につげ櫛を持たせるとも聞いたことがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です