我家に桜桃の木がある。子どもが小さい時に植えた木だが、たくさん実をつけるようになる頃には子どもは家を離れた。網もかけずに自然に任せているので、ほとんど鳥に食べられてしまう。鳥は利口で、羽音を忍ばせて毎日熟れ具合を確かめに来る。知らぬふりをしてギリギリまで待って、ちょっとだけ鳥より先にいただこうと思うのだが、敵もさる者。毎年の馬鹿な挑戦。(2009年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
我家に桜桃の木がある。子どもが小さい時に植えた木だが、たくさん実をつけるようになる頃には子どもは家を離れた。網もかけずに自然に任せているので、ほとんど鳥に食べられてしまう。鳥は利口で、羽音を忍ばせて毎日熟れ具合を確かめに来る。知らぬふりをしてギリギリまで待って、ちょっとだけ鳥より先にいただこうと思うのだが、敵もさる者。毎年の馬鹿な挑戦。(2009年夏詠)
子供の頃はぐいびの木が有った。近所にゆすらがなる家が有りあのつややかな実にあこがれた。
その他はいちじくと柿、杏がありそれぞれ生り具合が気になった事を思い出す。
岡山県らしくマスカットや白桃が有ればいいのにと思った事もある。
今はいちじくと柿だけが残っている。
そんなことがありましたね。
私も近所のおおきなゆすら梅がうらやましかったです。
そのかわり我家には大きな李の木があり、これは得意でした。
昔あったぐみ(ぐいび)は小ぶりで、味も今一だったように思いますが、今のびっくりぐみは大きさも大きいですが、味も良いですね。
食べ過ぎると同じようになるようですが。