迷ひつつ風の通りぬ夏館

倉敷大橋家住宅、こんなに広かったら風も迷うだろうなあと思った時の句ですが、実に上手く風は抜けて行くものです。昔の家ならではです。私の実家も田舎の農家の造りですから見事に風が抜けました。ただし迷うことなく一直線に抜けられる家でした、、、。(2015年夏詠)

「迷ひつつ風の通りぬ夏館」への2件のフィードバック

  1. 暖房は有っても冷房の概念が無かった昔は、夏をいかに涼しく過ごせるかが住居に求められる条件だったそうですね。
    打ち水、風鈴、うちわ、すのこ、よしずやすだれなどもそんな夏を快適に過ごす手立て、そして風通しは一番の条件だった様です。
    ふすまや障子を開ければ真っ直ぐに吹き抜ける家、そんなご実家なのですね。

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