電気柵囲ふ一村落し水

八月も今日で終わりです。この時季になると毎年ニュース映像が流れるのですが、近くの棚田ではもう稲刈りが始まったようです、、、。私が子供の頃の猪垣は木や竹で出来ていました。それがトタン板に代わり、今は電気柵です。電気柵になって山里の風景はずいぶん変わりました。トタン板の頃はなんだか人間のほうが囲われているような感じがして嫌でしたが、電気柵になってずいぶん解放感があります。人間と動物がうまく住み分けられるのが理想ではありますが、、、。(2015年秋詠)

「電気柵囲ふ一村落し水」への2件のフィードバック

  1. イノシシによる被害は農家の人にとっては死活問題ですね。
    いろいろ工夫して対応されているのでしょう。
    烏を脅かす空砲なんてのも有りましたね。
    最近はどうなのでしょう?
    今でも鳴っていますか?

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