簡単に言えば冬の靄、寒靄と言えば何だかしっかりしたものに思えるから不思議。低く冬田を覆い、その向こうにある家並がまるで浮いているように見える。雲海に浮かぶ天空の城と違うのは家並の後ろに背景の山があることでしょう、、、。(2017年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
簡単に言えば冬の靄、寒靄と言えば何だかしっかりしたものに思えるから不思議。低く冬田を覆い、その向こうにある家並がまるで浮いているように見える。雲海に浮かぶ天空の城と違うのは家並の後ろに背景の山があることでしょう、、、。(2017年冬詠)
靄などという漢字と出会ったのは初めての様に思います、寒靄と綴ると「かんあい」と読みを変えるのですね、誠難しいです。
をりにけりがなんだかもったいない様に感じました、家並みを浮かべていますと言う事ですが、をりにけりで無く何か他の言葉でもう少し詳しい状況を表わせるように思うのですが、どうなのでしょう。
なかなか良い所をついてきますね。
確かに言い足りないとも思いますが、あとは想像にお任せします。