受け流す風の強弱若楓

町内の掃除で近所の史跡へ行った時の句。こんもりとした小さな丘の上に大きな石碑が建っています。漢字ばかりで読めません。丘の隅っこに一本、楓の木があります。一緒に掃除をした古老が「ワシが子供の頃にはもうあったで」と言われる老木です。掃除の手を休めて汗ばんだ身体に風を感じながら聞く古老の話も楽しい、、、。(2020年夏詠)

「受け流す風の強弱若楓」への2件のフィードバック

  1. 石碑で思い出しました。
    水害を教える(記録する)石碑がいろいろな場所にも在る様です。
    ただ、旧いものは漢字ばかりで書かれていて、今の人にはとても読めない。
    そして水害の事が忘れ去られている、そんな事もあるそうです。
    地名もそう、昔の地名が新しくなり水に関する地名が捨てられているなんて事もあるそうですね。

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