昔、田舎では家々に鶏小屋があって鶏が飼われていました。雛から育てて卵をとり、最終的には衰えた鶏から肉になります。選ばれやすいのが羽抜鶏でしょう。実際に見たことはありませんが、首を切られた鶏が走って逃げる話はよく聞かされたものです。掲句はそんな話を思い出して「走」の題詠で詠んだ句、可哀そうなので切られる前に逃がしてやりました、、、。(2020年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
昔、田舎では家々に鶏小屋があって鶏が飼われていました。雛から育てて卵をとり、最終的には衰えた鶏から肉になります。選ばれやすいのが羽抜鶏でしょう。実際に見たことはありませんが、首を切られた鶏が走って逃げる話はよく聞かされたものです。掲句はそんな話を思い出して「走」の題詠で詠んだ句、可哀そうなので切られる前に逃がしてやりました、、、。(2020年夏詠)
子供の頃は実家でも鶏を飼っていました。
近所でもそんな家があったのでしょう、河原で鶏を始末する様子や、捨てられた羽を見かける事もありました。
首を刎ねて逆さに吊るして血を抜くのも見た記憶があります。
そんな鶏が走って逃げる、さて本当に見たのか噂で聞いただけだったのか定かではありません。
近所の悪ガキはまことしやかに話していましたね。