風船や風船売の手を離れ

ヘリウムガスが不足しているせいでしょうか、街から風船が減りました。掲句はそんなことがなかった昔、催し物があれば風船売が付き物で、一つや二つは手を離れて空に舞っていた頃の句です。ほんのちょっとしたミスなんです。風船売と客が「あっ」と言ったのと、私がそちらを見たのと、ほとんど同時でしたが、その時にはもう、、、。(1999年春詠)

「風船や風船売の手を離れ」への2件のフィードバック

  1. 先日、孫が帰省した時に街のショッピングモールで貰って喜んで遊んだ風船がすっかり萎んでしまいました。
    さっさと捨てればいいもののなんとなく捨て難く、そのまま置いてあります。
    私の祖父は土間に私が書いた絵を掃除の時に掃かずに残してくれたそうです。

    1. 良いお話ですね。
      引き継ぐものは引き継いで、良いお祖父さんぶりを発揮してください。
      我家には遠い先のようです、、、。

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