秋灯の塾次々と子を吐けり

通勤の途中に学習塾があった。自宅の離れを改造した個人経営の塾で、それほど大きくはなかったが、そこそこ実力はあるという評判だった。毎年受験シーズンの終りには、通りに面した壁に「○○大学合格一人」「△△高校合格十人」とその年の実績が貼り出されていた。残業をして帰る時刻がちょうど塾の終りの時刻に合うのだろう、通りかかると灯の点いた入口から次々に子どもたちが、ちょうど吐出されるように出てくるのである、、、。(1999年秋詠)

「秋灯の塾次々と子を吐けり」への2件のフィードバック

  1. 娘達が塾通いしていた時は、夜遅い帰り道を迎えに行ったりしたものです。
    自分が子供の頃の田舎は夜9時には人通りが途絶え、町自体が眠りについたものですが、最近の街は夜遅くまで起きていて心配です。

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