倉敷美観地区でお馴染みの人力車の車夫が、河畔の柳の木の下に座って一人で弁当を食べていた。普段は観光客の呼び込みに余念がない車夫だが、この時ばかりは静かに自分の世界に入っているように見えた。風に揺れる芽柳の薄緑が若い車夫に似合っていた、、、。(2009年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
倉敷美観地区でお馴染みの人力車の車夫が、河畔の柳の木の下に座って一人で弁当を食べていた。普段は観光客の呼び込みに余念がない車夫だが、この時ばかりは静かに自分の世界に入っているように見えた。風に揺れる芽柳の薄緑が若い車夫に似合っていた、、、。(2009年春詠)