川幅を水の満たして合歓の花

私の生家近くの川は谷川に毛の生えた程度の細い川だった。だから通常の水量は高が知れていたが、ちょっと大雨が降ると川幅いっぱいの水量となった。それでも溢れる事は無く、子供心には水が引いた後に変わって見える川の様相が楽しみだった。今の住居は吉井川の近くで、さすがにそういう不謹慎な事を考えるより不安のほうが先にやってくる。それでも難なく時が過ぎれば、やはり大きな川幅を満たして流れる水には魅力がある、、、。(2012年夏詠)

「川幅を水の満たして合歓の花」への2件のフィードバック

  1. 台風や大雨になると何故だか近所の人達も川の様子を見に行くのが習わしだったと思いだします。
    堤防が決壊した47災害の時は松山に居たので実際の様子がどうだったのか知りませんが恐ろしいほどの水量だったのでしょう。
    国道沿いの竹林や電信柱等の随分高い位置に洪水で流されたであろうゴミなどが残っていて凄まじい量の水が流れた事を物語っていました。
    牛二さんの実家辺りも決壊被害が有ったのでしょうね。

    1. あの時は確かダムの水量調整のミスが大きな要因だったと思います。
      私の実家は支流の最上流のほうですから全く被害はなかったようでした。

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