当然のやうに猫ゐる冬日向

朝の散歩の途中、田圃二枚ほど離れた畦道でじっとしている猫がいる。「おーい」と呼ぶとこちらを見て怪訝そうな顔をしている。どこかで見た猫のようだったので「元気にしとるんかあ」と声をかけておいた。もちろん返事はなかったが、、、。その日の夕方、外で妻が何やら大きな声をしているので出てみると、一年ほど前に我家に居候していた猫が帰って来たと喜んでいる。えっ?まさか、と思ったが「ニャー」と声がしたところに居たのは、確かに朝の散歩の途中にいた猫だった。あれから一週間、強そうになって戻ってきたアメリカンショートヘアーの雑種の雄猫は、我家の物置の横でゆうゆうと身体の手入をしている、、、。(2013年冬詠)

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