自然の川の流れも良いのだが、琵琶湖疏水を見てからは人工の流れにも惹かれるようになった。掲句は琵琶湖疏水では無く、川というか用水というか、水が丸ごとトンネルから出て来ていた、普通の田舎の小さな流れの風景。人工の流れにはトンネル以外にも、橋を渡ったりサイフォンの原理で川の底をくぐったりと、風景ののどかさとは別の面白いことがある、、、。(2014年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
自然の川の流れも良いのだが、琵琶湖疏水を見てからは人工の流れにも惹かれるようになった。掲句は琵琶湖疏水では無く、川というか用水というか、水が丸ごとトンネルから出て来ていた、普通の田舎の小さな流れの風景。人工の流れにはトンネル以外にも、橋を渡ったりサイフォンの原理で川の底をくぐったりと、風景ののどかさとは別の面白いことがある、、、。(2014年春詠)
疎水は先人の知恵のたまものですね。伏流水の湧く町や水のきれいな町にはあこがれます。私の幼いころの川の記憶は、群青色の鼻を突く臭いですもの。学生服の町でしたからね。染工場からの排水が垂れ流しでした。今はずいぶんきれいになりましたが。
それにしても、写真の構図がいいですね。倉敷ですか?
ありがとうございます。
阿智神社の米寿坂から2月の句会のときに写しました。