よしきりや瀬音高めし昨夜の雨

よしきりを知ったのは中学校の教科書に載っていた「行行子(よしきり)は鳴く/行行子の舌にも春のひかり」という草野心平の富士山の詩の一節でしたが、私の育った田舎によしきりの飛来はなく、その鳴声から付いたという行行子の名前も、知識として興味を持っただけでした。それが、今の住所に移って数年後のある年に、突然吉井川の中州から聞きなれない「ギョッ、ギョッ、シ、ギョッ、ギョッ、シ」という声が聞え始めたのです。「あ、これがよしきりだ」とすぐに分かりました。それから毎年、この声を聞くと、草野心平の詩を思い出してうれしくなります。心平の詩は春ですが、俳句では夏、この辺りではちょうど夏に合わせたように聞え始めます、、、。(2014年夏詠)

「よしきりや瀬音高めし昨夜の雨」への2件のフィードバック

  1. 中学校の何年生の時ですか?
    自分は「白鳥は悲しからずや空の青海の青にも染まず漂う」や「太郎を眠らせ太郎の屋根に雪降り積む・・・」が記憶に在ります。
    「行行子は鳴く・・・」は記憶に無いなあ。

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