自転車の追ひかけらるる夕立かな

せっかく散歩に出てきたのに、見上げると真っ黒な夕立雲、早々に切り上げて帰路についた。我家が見える所まで帰り一安心した時に、向こうからやってくる自転車の白シャツの高校生の男の子が眼に入った。見る見る近づいたその子は、自分が夕立雲に追いかけていることを知っているのか、汗をかきながら懸命に自転車を漕いでいた。そういえば自転車で通学していた昔にはあったなあ、もう少しのところで降られて、、、、と思っているとポツポツしてきた、、、。(2014年夏詠)

「自転車の追ひかけらるる夕立かな」への2件のフィードバック

  1. 東京単身赴任中の休日、渋谷へ出かけてぶらぶらしていたら遠くの方に黒い雲を見かけた。
    その日は日が射していたので布団を干して出かけて来ていたから、布団を濡らしては一大事とあわてて電車に乗って住んでいた練馬へと急いだ。
    急いだといっても渋谷から部屋までは小一時間はかかるので大丈夫かと心配したがなんとか雨が落ちないうちに帰り着き、事なきを得た。
    それからは布団を干す時は部屋に居る事にした。
    何につけても単身赴任というものはやっかいなものだ。

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