ありきたりの句ですがこんな句を、、、。(2024年夏詠)
カテゴリー: 2024
野球少年日焼の顔に眼と口と
夏の甲子園は八月五日からですね。TVに映るよくもあれだけ焼けたものだと思う顔に眼と白い歯が輝いている野球少年たち、この齢になれば羨ましいばかりです、、、。(2024年夏詠)
原爆忌近し水道生温し
平和への思いを新に、戦後八十年の八月です、、、。(2024年夏詠)
立ち止まる我に休めと青田風
風はありがたい(そうでない時もありますが)。なにやかや言っているうちに七月も今日まで、、、。(2024年夏詠)
炎昼の山に疲れの見えにけり
暑い!ホントに暑い!気のせいか山までもボンヤリと、、、。(2024年夏詠)
一杯の水の潤す夏の朝
先ずは水分補給から、、、。(2024年夏詠)
何やらをつかみ鳶発つ夏河原
真昼の河原、暑さでぼやけた視力ではそれが何かまでは見えませんでした。たぶん食料、、、。(2024年夏詠)
夏の川音して水輪あるばかり
休日の静かな朝の散歩、突然川のほうから音がして顔を向けたが、あるのは広がっていく水輪が一つだけ。しばらく待ったが以後何もなし、、、。(2024年夏詠)
ブレーキに軋む一両夏の草
我が家のそばを走るJR、下りは駅を出てスピードを上げるところ、上りは駅に向かってブレーキをかけるところ、通ったのは上り、、、。(2024年夏詠)
蚕豆の形に座り青蛙
蕗の葉の上にチョコンと、まるで青い蚕豆、、、。(2024年夏詠)