初詣屋台に刃物選びをり

古い句です。真庭市の木山神社、ここへ初詣に行きだして二十五年ほどになります。その間に社務所は新しくなるし、吹きっさらしだった拝殿も板戸で囲われて良くなりました。その代わり境内の屋台はずいぶん減りました。掲句はその減ったお店の一つ、当時出ていた新見市の「松水」と言う鍛冶屋さんです。刃物や鍬や、いろいろ買いましたが、そのどれもが使いやすくて、今でも立派に使えていますよ、、、。(2000年新年詠)