近くの神社には何本もの大木があり、フクロウが住んでいる。静かに風呂に浸かっていたり、寝床で本を読んでいたりすると、時々声が聞こえる。それも裏の柿の木にでも来ているのか、ずいぶん近くで聞こえて驚く事がある。実家でもフクロウの声はよく聞こえた。近くの山の頂にある松林が風に鳴っているような夜に、その松林の方から聞こえる声は、寂しさを通り越して子供心には不気味とさえ感じられるのであった、、、。(2014年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
近くの神社には何本もの大木があり、フクロウが住んでいる。静かに風呂に浸かっていたり、寝床で本を読んでいたりすると、時々声が聞こえる。それも裏の柿の木にでも来ているのか、ずいぶん近くで聞こえて驚く事がある。実家でもフクロウの声はよく聞こえた。近くの山の頂にある松林が風に鳴っているような夜に、その松林の方から聞こえる声は、寂しさを通り越して子供心には不気味とさえ感じられるのであった、、、。(2014年冬詠)