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犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2025年1月11日

凍雲の風に流され遠汽笛

寒々とした空、遠くから汽笛が聞こえる、、、。（２０２４年冬詠）

投稿者牛二投稿日: 2025年1月11日2025年1月8日カテゴリー 2024タグ冬, 凍雲凍雲の風に流され遠汽笛にコメント

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凍雲の風に流され遠汽笛
ブロッコリー畑に漢冬日和
あんまんの餡に舌焼く寒四郎
水底に揺るる日の影寒鯉も
寒泳の温水プール生ぬるし
日の出れば声の明るく寒雀
腸活に朝一杯の寒の水
山に雪里は時雨の四日かな
高らかに汽笛ひと声初列車
痩身の祢宜の大声初祓
倍速のごとく一年去年今年
猫一匹加へ我が家の年の暮
ぬきんづは落葉松紅葉冬の空
数へ日の雀群れたる精米所
ただ絶句正月待たず逝きしとは
昨夜の雨纏ふ冬木の光かな
極月の末社巡りの足早に
レストランほどを連ねて冬灯
峡深し天より枯葉舞ひ下りる
投函の丸型ポスト冬紅葉
粒の数光の数に実南天
残り湯の柚子湯のゆずの種一つ
近道に抜ける細路地花八手
赤き実に声を絞りて冬の鵯
懸大根作務衣の似合ふ修行僧
冬ざれや風に匂へるパンケーキ
黒々と冬田の息吹荒起し
息白し深呼吸とも吐息とも
単線や抜きつ抜かれつ冬うらら
石蕗や時に揺らめくランプの灯

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ブロッコリー畑に漢冬日和に牛二より
ブロッコリー畑に漢冬日和に money.child より
あんまんの餡に舌焼く寒四郎に牛二より
あんまんの餡に舌焼く寒四郎に money.child より
水底に揺るる日の影寒鯉もに牛二より

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