今日が町内の新年会、新年会とは言うものの、コロナ禍で宴会なしの総会のみです。総会と言えば付き物が役員改選、半ば順番制とは言うものの、それでもなかなか進みません。今年はどうなる事やら、、、。(2022年冬詠)
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がいこつの上の薄皮初鏡
昨年の年賀状に使った句。昨年は齢七十歳で迎えた正月、その七十歳を迎えての感慨でした。七十代をどう生きるか、鏡の中の実態を見つめながら日々精進すべし、と大げさに思っていましたが、、、。(2022年新年詠)
望郷の二文字友より年賀状
お互いに故郷を離れて五十有余年、普段連絡を取り合う事も無い友からの年賀状にある「望郷」の二文字、身につまされます。そうだよなあ、と、、、。(2022年新年詠)
現れし祢宜うら若し初祓
もう三十年を越えて毎年初詣に行く神社、昨年は代替わりしたようで、初祓に出て来られた祢宜を見てびっくり、うら若い青年、大丈夫かなあと思っていたら大丈夫でした。力強い太鼓の音と若々しい朗々とした声、一年の初めの行事も無事終了、、、。(2022年新年詠)
正月や雑煮の鰤に骨一つ
本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます
皆さんどんなお正月をお過ごしでしょうか。掲句は昨年の正月、我が家は昔ながらの鰤雑煮、その鰤の切り身の厚みの長さの小さな骨、、、(2022年新年詠)
正月の雀群れなす精米所
散歩途中にある精米所も正月はお休みです。屋根の上で雀の群がチュンチュクチュンチュク、零れたお米が多いのでしょう、正月を謳歌しているようです、、、。(2021年新年詠)
撫牛の背ナのつるつる初社
毎年行く神社の手水舎脇にあるブロンズ製の大きな撫牛、背中はいつもピカピカです。コロナ禍でもピカピカです、、、。(2021年新年詠)
初祓待つ間の障子鳥の影
明けましておめでとうございます。本年も変わりませずご愛顧のほどを、、、。(2021年新年詠)
初天神願い届けと太鼓鳴る
ちょうど拝殿前に来たときにドドン・ドンドコとお祓い前の大太鼓が鳴り始め、祝詞の声が聞こえて来た。そう言えば今日は初天神、境内奥の菅原神社の末社前には合格祈願のだるまの売場が設えられている。すでに売れたという事かだるまの数は少ない。受験生ガンバレよ!と、見かけた受験生らしき若者と母親の二人連れに心の中で声をかけた。昨年の初天神、、、。(2020年新年)
骨正月猫がねずみを咥へくる
二十日正月、正月の納め日と書いてある。骨正月とも言うのは正月用の魚の残りの骨で料理を作ったことからとも。昨年はこの日が我が家の猫の狩初め、大きなネズミを咥えて帰って来た。新聞紙を広げて食べる所を作ってやったり、褒めてやったりと大変だった。ちなみに今年は小正月が狩初め、雀を咥えて帰って来た、、、。(2020年新年詠)