川一つ越えたところに鯉幟が上がっています。昔はどこにでも見られた風景ですが、最近はずいぶん少なくなりました。子供が少ないばかりの理由ではないですね、、、。(2019年春詠)
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鯉幟保母も園児も風に舞ひ
吟行の途中で覗いた街中の幼稚園、元気よく鯉幟が泳いでいます。その下を走り回る園児、それを追いかける保母さん。黄色い声が溢れています、、、。(2018年春詠)
海風を孕み岬の鯉のぼり
鷲羽山の展望台からの三百六十度の眺めはすばらしかった。鶯が鳴き、眼下には空と同じ青さで海が広がっていた。どちらかと言えば高いところは苦手だが、この景色には満足。五匹の鯉のぼりが腹一杯に海風を孕んで泳いでいた。(2012年春詠)