ちょっと早いですが泳ぎ始めましたのでこの句を。ちょうど真鯉の大きな眼の高さ、睨まれているような感じでした、、、。(2023年春詠)
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雨止みし二階の窓に鯉幟
鯉幟の季節になりました。掲句は昨年、通りがかりに見た鯉幟です。とは言うものの少なくなりましたね。子供の減少もあるでしょうが他にもいろいろ要因はあるでしょうね、、、。(2022年春詠)
孕みたる風を形に鯉幟
川一つ越えたところに鯉幟が上がっています。昔はどこにでも見られた風景ですが、最近はずいぶん少なくなりました。子供が少ないばかりの理由ではないですね、、、。(2019年春詠)
鯉幟保母も園児も風に舞ひ
吟行の途中で覗いた街中の幼稚園、元気よく鯉幟が泳いでいます。その下を走り回る園児、それを追いかける保母さん。黄色い声が溢れています、、、。(2018年春詠)
海風を孕み岬の鯉のぼり
鷲羽山の展望台からの三百六十度の眺めはすばらしかった。鶯が鳴き、眼下には空と同じ青さで海が広がっていた。どちらかと言えば高いところは苦手だが、この景色には満足。五匹の鯉のぼりが腹一杯に海風を孕んで泳いでいた。(2012年春詠)