枯芝の中にも緑三鬼句碑

一人の人間の目の及ぶ範囲なんて知れていて、知らないところで着々と季節は進んでいきます。枯芝もそうです。よく見るといつの間にか枯色の中に緑が混じるようになっているのです。掲句は津山文化センターのホール前の芝生にある西東三鬼の句碑です、、、。(2003年冬詠)

枯芝にロダンの像と師と影と

大原美術館の分館前にあるロダンの「歩く人」です。この像に頭と手足を付けて完成したのが「説教する聖ヨハネ」とのことですが、以外と大きい。というかたくましい、、、。枯芝に日差しがあふれ、そこに句作に集中している我が師とロダンの像のそれぞれの影が、、、。(2013年冬詠)