自動ドア開き炎帝かつとある

さしたる目的もなくショッピングセンターに入る。差し障りの無いところを一通り見て周り、汗が引いたところで本屋で時間を潰す。さあ帰ろうと出口に向かうと、止る間もなく自動ドアがすーっと開く。一歩踏み出した途端に真夏の太陽が正面にあった。(2009年夏詠)