最初の小さな踊りの輪がだんだんと膨れて観客席まで巻き込んで、その頃になると、、、。ふとこんな事を思ってしまいました。久しく行っていませんが、高梁の松山踊りは明日からのようです、、、。(2024年夏詠)
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物に陰ありて寂しき秋初め
ちょっと秋らしい日が続くとこんな感覚になりませんか、、、?(2024年秋詠)
掃苔の叩けば返事あるやうな
返事があると困るのですが、、、。(2024年秋詠)
手庇で漢眺むる稲の花
今年は七月の終わりごろにはもう穂が出て花が咲き始めていました。早いものです。昔はもっと遅かった。一か月ぐらいは違っていると思います。その田圃を眺める近所の農家の方。日課のようです、、、。(2024年秋詠)
秋暑し物捨つるにも要る力
何でもサッサと捨てられたら良いのですが、捨てられない性格です。実際の重さよりもその重さのほうが大きいかも知れません。その結果、いつまで経っても捨てられないモノが、、、。(2024年秋詠)
新涼やパンと音たて干すタオル
散歩途中でタオルを干す時の気持ち良い音が聞こえて来ました。朝だけはもう秋です、、、。(2024年秋詠)
今朝秋と思へば風の心地よき
暦の上では、あくまでも暦の上では、今日から秋です、、、。(2024年秋詠)
捨墓を飾る一株実南天
実南天は歳時記では秋に分類されていますが冬のほうが目立つかも知れませんね。正月飾りにも使われますが、今日は捨墓の句で、、、。(2023年冬詠)
採れさうで採れぬ柚子の実刺の奥
実家にある柚子の木、手入れをしないものだからこの状態。おまけに各種の蔦まで絡まって、せっかくだから採って帰ろうと思うのだが、、、。(2023年冬詠)
靴底に噛みし石鳴る冬隣
河原を歩くのに良いかなと思って買った靴、靴底がしっかりしている。その代わり時たま落ちている舗装路の石を噛むことも多い。その度に片足を持ち上げては指で石を外す。もう明日は立冬です、、、。(2023年秋詠)