賑やかな我が家の屋根の上、と思っていると一斉に飛び立って行く。しばらくするとまた戻って来る。どうやら我が家の屋根の上が田圃への出撃基地になっているらしい。昨年の句、、、。それが、なぜか今年は雀が少ない。と思っていたら2日の朝刊に雀が「絶滅危惧種」相当の急激な減り方をしているという記事が出ていた。我が家の周りだけの事ではないらしい、、、。(2023年秋詠)
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稲雀発ちて電車の通過中
雀も負けていませんよ。今年は多いようです。夜明と共に鳴きだして、一斉に近くの田圃へ出かけて行きます。見ていると降るように田圃に降りて行きます。後は器用に稲穂に止まって朝食です。防鳥テープ関係なし、、、。(2022年秋詠)
一羽降り後は次々稲雀
目の前の田圃、近くの屋根から零れるように一羽の雀、ちょっと間があり、残りの雀が続いた。私も一応は警戒の対象らしい、、、。(2021年秋詠)
どつと来て群に加はる稲雀
終戦記念日です。早いものです、もう稲が黄色く稔り始めています。そろそろ雀の出番です。昨年はずいぶん沢山の雀が出没していました。最近の田圃には鳥用の威しも案山子もほとんど見ることが無く、雀にとっては好い環境になったと言えるのでしょうね、、、。(2018年秋詠)
纏まれば羽音恐ろし稲雀
稲雀もまとまれば恐ろしいぐらいの数になります。昨年ぐらいから急に数が増えたように感じるのですが、夕方ともなれば近所の神社の竹藪に集結し、賑やかに騒いでいます。本当の理由は分かりませんが、昔ほど農家の方が雀を気にしなくなったのかも知れませんね、、、。(2017年秋詠)