散歩の途中にある道路沿いのお宅、働き盛りの両親と高校生の男の子が一人いる。まず作業服姿のお父さんが車で出て行き、続けてヘルメット姿のお母さんが勢いよくバイクで出て行った。少し間があり、玄関に鍵をかけるのは高校生の男の子、カーポートの自転車にまたがり前かごに鞄を放り込むと、そのまま何事もなかったように自然に出て行った。ぽかんと口を開けたようなカーポートが残った、、、。(2014年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
散歩の途中にある道路沿いのお宅、働き盛りの両親と高校生の男の子が一人いる。まず作業服姿のお父さんが車で出て行き、続けてヘルメット姿のお母さんが勢いよくバイクで出て行った。少し間があり、玄関に鍵をかけるのは高校生の男の子、カーポートの自転車にまたがり前かごに鞄を放り込むと、そのまま何事もなかったように自然に出て行った。ぽかんと口を開けたようなカーポートが残った、、、。(2014年春詠)