子の数の傘並べ干し風薫る

昨日の雨が嘘のように上がった五月の晴れた日の朝、前にも登場していただいた通勤途上のお宅、通りかかると道路に面した庭に、色とりどりの傘が所狭しと広げてあった。子沢山とは知っていたが、壮観だった。あれから十年、、、。(2002年夏詠)