滲みつつ田水入り初む夜明前

<早苗籠>-1 田圃の乾いた土が水口の所から黒く染まり、やがて浸み込めなくなったところから水面となり、夜明け前の薄明かりの中で光り始める。少しずつ少しずつ、まるで世界地図を広げるようにその範囲を広げていく。日本の原風景の始まり、、、。(2017年夏詠)

「滲みつつ田水入り初む夜明前」への2件のフィードバック

  1. 今では畑に変わってしまった実家の田んぼでも毎年毎年同じ様な光景が見られた事でしょう。
    ポンプ小屋と言っていた様に記憶しているけれど祖父や父が水当番で出入りしていたのだろうと思います。
    子供だった自分は一度も手伝った事は無いのでその辺りの事は皆目分かりません。
    牛二さんは手伝いましたか?

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