光りつつ解けつつ白く別れ霜

今朝の風景。霜が降りた寒さの中にお彼岸らしい空が広がっている。実際は五月の連休ごろにも霜が降りることがあり、猫の額ほどの家庭菜園に植えた野菜苗が被害を受けることがある。その頃の霜を別れ霜と言うのだろう。まあ、季節を先取りするのが俳人だから、許されるかな。(2012年春詠)

「光りつつ解けつつ白く別れ霜」への2件のフィードバック

  1. 今年の春分の日の霜の朝は素晴らしい天気でしたね。
    掲句、別れ霜がよい。白くに心象が被さっていてよいです。

    私もたまたま、同じ頃一句。
    親子早や釣りに来てゐる忘れ霜  笑禄

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