鉄橋を渡る一両秋の声

院庄駅を発車した一両だけの列車は、ゆっくりと速度を上げ、やがて吉井川の鉄橋へとさしかかる。コトコトウィーン、コトコトウィーンと聞えていた音に、ガタゴトガタ、ガタゴトガタと鉄橋の音が加わる。渡りきったあたりで、遠くの踏み切りに人影でも見えたのか、プアーンと間延びした警笛を鳴らし、その鳴らした音と一緒にコトコト、コトコトと遠ざかって行った。(2011年秋詠)

「鉄橋を渡る一両秋の声」への2件のフィードバック

  1. 吉備線でも一両の電車を見かけたような気がします。一両では列車では無いですね。
    マイカーがここまで進んだ現代、仕方が無い事なんでしょうね。

    1. そうですね、列車では違和感がありますね。吉備線もそうですが、電車でもないしなあ、、、。
      念のため「列車」を辞書を引いてみると「鉄道線路を運転する車両」とあるので、まあいいことにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です