これも一つの秋の声、、、。(2021年秋詠)
タグ: 秋の声
鉄橋を渡りて長き秋の声
いつもより警笛が長いのは線路の先に障害物が見えたからだろうが、遠くで聞くとこの長さが心地よい。まさに秋の声、、、。(2021年秋詠)
一山を越えて汽笛の秋の声
秋は空気が澄むからでしょうか、思わぬ方向から汽笛が、、、。(2020年秋詠)
石橋をくぐる川舟秋の声
倉敷美観地区の川舟、、、。(2018年秋詠)
秋の声クマのパン屋と街宣車
のんびりとしたクマのパン屋の音楽と賑やかな街宣車の音楽と、どちらも遠くで。まあこれも秋の声かと、、、。(2018年秋詠)
警笛の木霊が二つ秋の声
八月も今日までです。七月の豪雨で不通になっていた我が家の裏を走る鉄道、ダイヤは普通と違うようですが、数日前から走り始めました。使う事は無いですし、走らないほうが静かでいいやと思ったりもしましたが、走れば走ったで良いものです。窓に学生の白いシャツが見えます。明日から新学期です、、、。(2017年秋詠)
仲良しの烏ととんび秋の声
このページの中には表示していないのですが、ブログを訪れていただいた方々の国別の数が分かるような機能があります。途中から取り入れた機能ですが、それを見ると、上位から日本、アメリカ、中国、ドイツの順になります。ところが、取り入れた当時に「なんで?」と思ったのが日本とアメリカの人数にほとんど差が無かったことでした。いまだに分かりませんが、やっと日本の方の数がアメリカの方の数の倍になりました。掲句とは全く関係ありません、、、。(2014年秋詠)
警笛の木霊も山の秋の声
(2013年秋詠)
鉄橋を渡る一両秋の声
院庄駅を発車した一両だけの列車は、ゆっくりと速度を上げ、やがて吉井川の鉄橋へとさしかかる。コトコトウィーン、コトコトウィーンと聞えていた音に、ガタゴトガタ、ガタゴトガタと鉄橋の音が加わる。渡りきったあたりで、遠くの踏み切りに人影でも見えたのか、プアーンと間延びした警笛を鳴らし、その鳴らした音と一緒にコトコト、コトコトと遠ざかって行った。(2011年秋詠)