寒鯉をゆるべてすくと老釣師

今日は春を思わせる良い天気だった。かの老釣師、ちょうど立ち上がったところに出会ったので話しかけてみた。「釣れますかあ?」「ぼちぼちなあ、60センぐらいあったかなあ」(60センは60Cm)「この前は90セン、提げたら尻尾が地に着いてなあ」「釣れたら楽しいですねえ」「冬じゃからなあ、11月から10匹ぐらいは釣ったじゃろうか」「へえ~10匹もおっ」「全部ゆるべてなあ」(ゆるべる=放す)<老釣師、放す仕草>、、、。10匹もとは言ったが、考えてみると90日で10匹ということは、9日で1匹、あとの8日は冬の岸辺にじっと座っておられるわけだ、、、。(2012年冬詠)

「寒鯉をゆるべてすくと老釣師」への4件のフィードバック

    1. 即吟はうまくいきませんね。
      寒鯉をゆるべ/すつくと老釣師(寒鯉を放した老釣師がすっくと立っている)のつもりでしたが、
      「寒鯉をゆるべてすくと老釣師」ではどうですか?

  1. ゆるべてすくと、のほうが分かりやすいかも知れませんね。この句の場合、「老」が利いていますね。味わい深いお話です。

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