汗ぬぐふ異国の人に追ひ越され

倉敷の美観地区を歩いていると外国の方、それもアジア系の方が増えたのを感じます。一見日本人と変らない姿服装で、黙ってベンチで休まれていたりすると全く分かりません。気づくのはすれ違ったときの香水の匂いと、早口のように聞える外国語の会話です、、、。(2014年夏詠)

サラリーマン終へて三月の汗拭ふ

学生時代はラグビーで汗と泥と擦り傷にまみれた生活をしていたが、汗をかいて不快に思ったことは無かった。社会人になって冷房の効いた事務所で仕事をするようになると、普段汗をかくことは無くなったが、かくと不快感を覚えるようになった。さて、定年になって三ヶ月、久しぶりに鎌を持って流した汗には、少しだけ爽快感が戻っていた、、、。<俄仕事-6>(2012年春詠)