会社員時代、風の強い日には隣の工場の旗竿の音がよく響いていた。金属製のポールはカンカンと乾いた大きな音がする。そこにはポールが三本あり、社旗、国旗、安全旗が毎日揚がっていた。雨の日はどうだった?と、ふと考えたが記憶にない、、、。掲句は通りがかりに聴いた別の旗竿の音、旗は揚がっていなかったがよく響いていた、、、。(2013年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
会社員時代、風の強い日には隣の工場の旗竿の音がよく響いていた。金属製のポールはカンカンと乾いた大きな音がする。そこにはポールが三本あり、社旗、国旗、安全旗が毎日揚がっていた。雨の日はどうだった?と、ふと考えたが記憶にない、、、。掲句は通りがかりに聴いた別の旗竿の音、旗は揚がっていなかったがよく響いていた、、、。(2013年冬詠)
音の記憶というものも有りますね、この句から大学時代の寮の冬を思い出しました。
全館の暖房がスチーム式だったので、夕方になると蒸気が通りだす関係だと思うけれどカンカンという音が鳴りだしたものです。
という事は昼間は暖房が入っていなかった事になるけれどどうしていたのだろう?
蒸気ハンマーですね。同じ記憶があります。
私の寮では、夜中も止まっていました。
だから朝方はこの音を聞いて目覚め、温かくなるまで待って起きていました。