緩やかに風の撫で行く稲の花

故郷まで2時間ばかりの帰省だが、その間でも田圃の状態にはずいぶん差がある。早いところではもうすっかり色づいて稲刈を待っているような所もある。昔父が生きていた頃には、帰省する度にどの辺りの田圃がどうかとよく質問してきたものだ。春には田植を秋には稲刈を。その頃からの癖で今でも田圃を観察しながら車を走らせるが、もし父が生きているとすればさしずめ、ずいぶん休耕田が増えたね、と報告するところだろう、、、。(2017年秋詠)

「緩やかに風の撫で行く稲の花」への2件のフィードバック

  1. よその土地の稲の様子が気になるとはお父さんは熱心だったのですね。
    今では休耕田が増えましたか。
    我が家も稲作を止めて何年になるのだろう?
    もうずいぶん昔の気がします。

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