涼風の一閃音の消えしごと

倉敷吟行での句。阿智神社の蝉音の中を独り彷徨っていると、突然風が吹いた。長い石段を登り汗ばんだ身体が一瞬涼しくなった。頭の中が空っぽになり、周囲の音が消えたような感じがした。(2011年夏詠)

「涼風の一閃音の消えしごと」への2件のフィードバック

  1. 自然の風の涼しさは本当に気持ちいいですね。
    先日松山の義兄宅で瀬戸内海を見下ろしながら潮風を感じていると何もしないでもゆったりとしたいい時間が持てました。

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