背表紙に残る金文字日脚伸ぶ

たぶんこの頃からだったと思います、古本市で沢山の本を貰ってくるようになったのは。古本市も今は図書館の入っているビルの一角でこじんまりと行われますが、当時は商店街の空き店舗を何ヶ所も使った、町おこしのイベントでした。一年で読み切れないほどの本を貰っていました。そんな中の一冊です。何の本だったか忘れてしまいましたが、昔の本の装丁にはずいぶん凝ったものがありました。書き手が一流なら、装丁をする方も一流。古本の黴っぽい匂いの中で、剥げかけた背表紙の文字を眺めていると、それだけでいっぱしの文士気分になれるのです、、、。(2003年春詠)

「背表紙に残る金文字日脚伸ぶ」への2件のフィードバック

  1. 松山に初めて住んだ学生時代には当時2軒ぐらい有った古本屋でLPレコードを買いました。東京に初めて住んだ新入社員時代には神田の古本屋街へ行きましたが牛二さんと違うのは観光がてら行ったところです。

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