風通るカルスト台地蕎麦の花

新見市の草間台地は吉備高原にあるカルスト台地で、国道313号線から急峻な坂道を登ったところにある。坂は急峻だが、登ってしまえば広々とした台地に蕎麦畑が広がっている、、、。入社したての頃ここに小さな外注工場があった。農家の牛小屋を改造した作業場で、近所の女性を集めて電気製品のプリント基板を組み立てていた。ラジオ放送を流しながら、話し声が絶えない仕事場だった。そこに指導に行くのだが、お昼には近くに食べるところが無いからと、母屋で社長の家族と一緒に手料理をご馳走になった(社長、お爺さん、お婆さん、社長の小さな子どもたち、それに従業員の一人でもある奥様、、、)。作業場の外には大きな柿の木があり、その下が駐車場になっていた。夕方仕事を終えて帰ろうとすると、車のフロントガラスに大きな熟柿が落ちて潰れ、四方に散っていた、、、。(2002年秋詠)

「風通るカルスト台地蕎麦の花」への4件のフィードバック

  1. いい思い出ですね。
    実家ではうどんを打っていました。
    自分もそばを打ちたいのですがなかなかうまく行きません。

    1. 蕎麦はつなぎが難しいのでしょう。
      田舎ではいつも切れ切れで「蕎麦きり」と呼んでいました。
      備中地方の郷土料理らしいですね。

  2. これが本当のオチですね。
    台風が心配です。水曜まで待たないと予想がつきませんね。

    1. どうやら今回の津山吟行は外れのようですね。
      天気が悪かったらシャッター通り吟行としましょうか、、、。

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