(2013年秋詠)
カテゴリー: 2013
いつまでも開かぬ踏切ねこじやらし
(2013年秋詠)
警笛の木霊も山の秋の声
(2013年秋詠)
赤蜻蛉行きつ戻りつ下校の子
(2013年秋詠)
秋水となり白鷺のよく映る
(2013年秋詠)
疲れしか水まで垂れて秋柳
(2013年秋詠)
道端に靴の片方葛の花
(2013年秋詠)
秋の川澄みつつ光流れつつ
(2013年秋詠)
手作りの木椅子一脚小鳥来る
(2013年秋詠)
伸びてのびて伸びて糸瓜の顔となる
(2013年秋詠)