頬白に啼きたき空のありにけり

寒いと思ったら霜が降りている。引き締まった空気の中で土手の桜並木は満開、その上に朝の青空が広がっている。ホオジロの声が聞こえる。少し離れた川の中州の大きな木のてっぺんに姿が見える。その声に応えるように、さらに離れた中州の木から声が聞こえる。どちらも気持ちよさそう、、、。(2017年春詠)