浮寝鳥だって時には寝返りをすることもあるだろう、とふと思ってしまった時の句。十一月も今日まで、いよいよ明日から師走です、、、。(2021年冬詠)
月: 2022年11月
パソコンの修理お礼の蕪三個
大した事ではなかったが「パソコンを見て欲しい」と言われるので、ちょこちょこっと修理設定。帰ろうとすると「これ、今朝貰ったんだけど蕪食べます?」「はい」「では半分ずつに」と採れたての土のまだ濡れている蕪を三個いただいた。こういうお礼は遠慮なくいただくことにしています、、、。(2021年冬詠)
一日のはじめ終はりの時雨かな
もう一句「一」で始まる句です。朝に時雨て夕方にもまた時雨、こんな日は昼間も薄日程度、一日寒いです、、、。(2021年冬詠)
一頭に出会ふうれしさ冬のてふ
掲句は昨年、久しぶりに蝶の飛ぶ姿を見た暖かい日の句です。今年は去年より暖かで、見かける頻度が昨年より多いです。蝶どころか今年は蛙もいまだに見かけます、、、。(2021年冬詠)
一匹を食うて一句をうるめ干
数少ない昨年の句会のお昼に頂いたうるめ干が美味しかったので一句、、、。(2021年冬)
枯菊を積んで横切る猫車
総社市郊外の田園地帯を走っていての句。農家の方は見切りが早い。積まれた枯菊にはまだ花が残っている。素人はいつまでたっても捨てられない、、、。(2021年冬詠)
一つ角曲がれば霧となる山路
昨年の国道429号線の山道での句。朝霧の季節、家を出るとすでに霧の中、の日も多し、、、。(2021年冬詠)
銀杏黄葉古刹と言ふにふさはしく
銀杏の黄葉は木によってずいぶん差があるように思います。と前置きして、銀杏黄葉は秋の季語ですがこの句を。昨年の倉敷観龍寺での句です。県北那岐山の麓の菩提寺にある大銀杏はそろそろ見ごろとか、、、。(2021年冬詠)
言の葉を紡ぐ楽しさ冬日向
昨年の句会にて、、、。(2021年冬詠)
家一戸時雨の杜に灯りけり
また時雨の句です。時雨は好きな季語です。だから時雨の句は多いですね、、、。(2021年冬詠)