昨日の句の翌日、河原にて。蛇かと思ったら雨に濡れたロープの切れ端でした、、、。(2022年春詠)
月: 2023年4月
春雷やドラマ暗転するところ
一つだけ、遠くでドロドロと、、、。(2022年春詠)
葱坊主親の頑固を子が継いで
私ではありません。詳しく書くと「ああ、あの人か」と分かってしまいそうなので書きません。近所の農家の方です、、、。(2022年春詠)
鶯の声人声を抜けてくる
面白いものですね。声がするから探そうとすると鳴きやんだり離れて行ったりするのに、こちらが意識していないと人声がする中でもずいぶん近くで鳴いたりします、、、。(2022年春詠)
スマホ手に信号待ちの春日傘
車で通りがけに見た街中の交差点での景。今時珍しくない景でしょうが、田舎暮らしをしていると、人が待っている交差点すら少ないのです、、、。(2022年春詠)
春落葉集めればまた風を呼び
やっとピークを過ぎてあと少しです。春の落葉もなかなか手ごわい、、、。(2022年春詠)
静かなり花散る音の他に無く
静けさの極みです、、、。(2022年春詠)
旋回の高所作業車養花天
電柱は登るものと思っていましたが変わりましたね。今では高所作業車での作業ばかりです。花の上に見えていた腕の先の作業用ケージが作業員が乗ったまま大きな円を描いて滑るように旋回、気持ちよさそうです、、、。(2022年春詠)
春耕の傍に大きくラヂオ鳴る
昨年まで稲作だった田圃に大量の肥料を入れたり杭と紐で区画を決めたりして、何やら高い畝が作られつつある。傍に折り畳みの椅子が一脚置かれている。上に上着が置かれている。毎朝、毎朝、休みながら鍬を振られているようだ。何か稲ではない物を植えようとされているのだろう。聞いてみたいが聞かない。稔の秋が楽しみだ。掲句は昨年の別の家庭菜園での景、、、。(2022年春詠)
作州の空に冷あり西東忌
四月一日は西東三鬼の忌日です。どうやら昨年の四月一日は寒い日(朝?)だったようです。記憶が曖昧、完全な四月馬鹿です、、、。(2022年春詠)