今日はまだ五月、ずいぶん早い梅雨入でしたね。そのぶん終わりが早ければ良いのですが、、、。(2022年夏詠)
月: 2023年5月
郭公や仰ぎて高き那岐の山
那岐山の麓あたりを散策した昨年の句。久しぶりに郭公の生の声を聞きました。やっぱり交差点の郭公とは違いますね、、、。(2022年夏詠)
一つ来て蛍明滅勝手口
そろそろ蛍の話題が出始めました。掲句は昨年、我が家の勝手口。今年も来てくれるかな、、、?(2022年夏詠)
玉葱が車追ひ出しカーポート
毎年の事です。近所のお宅のカーポート。家庭菜園で採れたとは思えない量の新玉ねぎ。吊るされるまでのひと時、、、。(2022年夏詠)
梅雨近し遠き鉄路の音聞こえ
もうすぐ梅雨ですね、、、。(2022年夏詠)
水澄んで代田の空の深曇り
田植シーズン、機械の音が賑やかです。最近は一家揃って休日に田植っていう風景が無くなりました。機械化のおかげでしょうね。休日平日関係なく一人二人でどんどん作業が進んでいきます。平日の作業が多いのはサラリーマンを定年退職されて農業専業になられた方が多いのも関係あるかも知れませんね。掲句は昨年、機械が動き始める前の朝の代田です、、、。(2022年夏詠)
本体の横に脱ぎたて蛇の衣
今年も先日蛇の衣一号発見、掲句は昨年の今頃の句。大きな青大将とその横に平行して脱ぎたてらしい蛇の皮が、、、。(2022年夏詠)
段雷の音に始まる夏祭
コロナ以来か、昼花火の乾いた音を聞かなくなった。以前は何かイベントがあると朝から鳴る花火の音に、今日はどこそこの祭かと思い出したものだが、コロナ以来祭さえも無くなってしまったようだ。掲句はその花火の音を思い出して詠んだ昨年の句。今年はコロナも五類へ移行したことだし、そろそろ聞こえるかな、、、。(2022年夏詠)
明易の犬にひかれて行く老爺
掲句は昨年、元気な柴犬に引かれて行く老爺。先日散歩の途中で、SUVを止めて遊ばせた黒ラブを手入れしている女性に出会いました。ちょうど亡くなった愛犬もみじと同じぐらいの大きさ、懐かしくてつい声を掛けて触らせてもらいました。人懐っこさも同じくらい、久しぶりの感触でうれしいひと時でした。また出会いたいのですが、車は他県ナンバー、それも関東、でした、、、。(2022年夏詠)
身体より声の大きな雨蛙
小さな身体でよくあんなに大きな声が出るものですね。我が家の庭には雨蛙がたくさん住んでいます。今も大きな声がしています。天気予報は夜に雨、、、。(2022年夏詠)