今年も先日蛇の衣一号発見、掲句は昨年の今頃の句。大きな青大将とその横に平行して脱ぎたてらしい蛇の皮が、、、。(2022年夏詠)
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十センチほどと言へども蛇の衣
私は平気ですが、嫌いな人は嫌いなんですね。高々10Cmほどの切れ端でも、、、。(2021年夏詠)
無防備に脱ぎし一枚蛇の衣
良いのか悪いのか、最近蛇を見かける事が少なくなりました。と同時に蛇の衣を見る事も。掲句は昨年の河原で。まだ新しい脱ぎっぱなしの蛇の衣、、、。(2020年夏詠)
蛇の衣メジャー片手に理科教師
「蛇の衣」は毎年詠む好きな句材です。掲句は昔、小学校のPTAの役員をしていた頃の記憶です。先生の名前は完全に忘れています、、、。(2019年夏詠)
推し量る主の大きさ蛇の衣
もう慣れっこになっているから、普通の蛇の抜け殻では驚かない。青大将と思う1mを超えるぐらいの殻になると、さすがに一応は周囲を見回してみる。怖いもの見たさで、、、。(2015年夏詠)
羽衣のやうに掛かりし蛇の衣
蛇がどうやって殻を脱いでいくのか、実際に見たことはないが、脱ぎ捨てられたものを見ると、どうやら最初に刺のようなところを見つけて、そこに口のあたりを引っ掛けて脱ぎ始めるようだ。後はゆっくりゆっくり、脱ぎにくいところは石や木の角のようなところを利用して擦るようにして脱いでいくのだろう、、、。掲句、河原の木にキチンと掛かって風にゆれている蛇の衣、遠目には羽衣、とは見えないか、、、(笑)。(2010年夏詠)
なんとまあ玄関先に蛇の衣
昨日の青大将は散歩に行く河原の主のような蛇です。こちらは我家の玄関先、、、。昔から毎年現れるので、どうも先住権を持っているらしい。30Cmほどの薄茶色の蛇です。捕まえて、ちょっと離れたところに捨ててくるのですが、同じものかどうか、またしては現れます、、、。それが、あろうことか玄関先で脱皮、、、。(2011年夏詠)
蛇の衣またあり更に長かりし
蛇嫌いの方、すみません。蛇は冬眠から覚めてしばらく経つと脱皮を始めます。年に何回ぐらい脱皮するのか分かりませんが、だいたい同じ頃に脱皮することが多いようで、一度の散歩で何回も新しい蛇の衣に出会うことがあります。衣があればその数の本体が近くに居るわけで、それなりにドキドキしながら辺りを見回したりします、、、。財布に蛇の衣を入れておくとお金が貯まるそうです。ご希望があれば実費にてお分けいたしますのでご連絡ください。(2009年夏詠)