山登り、というほどではありませんが、名前を知らない県北の山。梺にて挫折、、、。(2022年春詠)
タグ: 鶯
鶯の声人声を抜けてくる
面白いものですね。声がするから探そうとすると鳴きやんだり離れて行ったりするのに、こちらが意識していないと人声がする中でもずいぶん近くで鳴いたりします、、、。(2022年春詠)
鶯や会釈に応ふ手が一つ
鶯は用心深い鳥、気づかれると逃げてしまう。お互いに声はかけないでしばらく、、、。(2021年春詠)
鶯が先客父祖の墓訪へば
昨年のお彼岸の句、今年はまだ、、、。(2021年春詠)
鶯や大工釘打つ音の中
鳴き始めました。まだ練習中のケキョぐらいの声です。自分で驚いたようにそれっきりの一声だけ。掲句は昨年、川向うから聞えて来た鶯と釘打つ音のコラボ、、、。(2020年春詠)
鶯の声滞る寒さかな
三寒四温の寒の日、、、。(2019年春詠)
見えさうで見えぬ鶯声間近
この近くでは、ということになりますが、鶯の数が減っているような気がしています。なかなか近くまで来てくれません。先日、その代わりに県南(下津井)でまで行って間近に聞いてきました。が、姿はやはり見えませんでした。残念、、、。他にも県北では聞いたことがない声がいろいろ、、、。(2016年春詠)
鶯の疲れ知らずよ鳴きどおし
山道を登っていくと、こちらの疲れとは逆に、鶯の声は元気を増していくような気がします。久しぶりに山道を登り、間近で鳴き交わす鶯の声を聞いたのは、昨年、備中松山城への登山道での事でした、、、。(2015年春詠)
鶯にハンドル回す九十九折れ
そこここに、間近に、鶯の声がする。下津井から鷲羽山へ、句友の後を離されないように走っていた時の句、、、。(2012年春詠)
鶯や目鼻わからぬ石地蔵
ご先祖様は信心深かったのでしょう、家の横の石崖沿いのほんの小さなスペースにも、お地蔵様や五輪塔などがあります。今では草の中で、申し訳ないという心だけは持ち続けているのですが、手が回りません、、、。このシリーズ終りです。<その9>(2009年春詠)