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渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2025年4月24日

落雁の噛めばほろほろ春の昼

季語の「落雁」は秋、この句の「落雁」は和菓子の落雁、、、。（２０２４年春詠）

投稿者牛二投稿日: 2025年4月24日2025年4月18日カテゴリー 2024タグ春, 春の昼落雁の噛めばほろほろ春の昼への1件のコメント

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落雁の噛めばほろほろ春の昼
晩春の猫ゐてカレーライスかな
春の雷猫の眼のまん丸に
冷麺の幟旗出る春暑し
早苗田の映す蒜山ゆるぎなし
徒長枝が一番きれい雪柳
春雨や一雨ぶんの草の丈
ヤッホーに応ふヤッホー山つつじ
晩春のクレーン吊り上ぐ太柱
つばくらの一羽賑やか電線に
この空の果にボイジャー月朧
春の月雲より下と見ゆるほど
紫木蓮屋根より高し鄙の家
朝寝する外に鳥声ありてなほ
春の鴨陸に上がつて尻ふつて
春の土何やら獣掘りし跡
春愁や誰にも若き頃の事
花惜しむ三井の鐘鳴る疏水べり
桜さくら散れども桜さくらかな
夜の嵐桜騒げば気の騒ぐ
花びらの花を離れて蝶となる
満開の花に雨風噫無情
昨日見て今日見て明日見る桜
西東忌列車通ればゆるる店
春の川音転がしてころがして
病院の面会禁止花曇
白木蓮とそば屋ふみきり鳴り続く
山見つつ父と黄砂の話など
ほころびし梅に挨拶して通る
山の湖ひと回りして鳥帰る

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落雁の噛めばほろほろ春の昼に money.child より
晩春の猫ゐてカレーライスかなに牛二より
晩春の猫ゐてカレーライスかなに money.child より
春の雷猫の眼のまん丸にに牛二より
春の雷猫の眼のまん丸にに money.child より

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