もう著莪の花が咲き始めている。アヤメ科の花としては控えめな花、、、。(2018年春詠)
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鯉幟保母も園児も風に舞ひ
吟行の途中で覗いた街中の幼稚園、元気よく鯉幟が泳いでいます。その下を走り回る園児、それを追いかける保母さん。黄色い声が溢れています、、、。(2018年春詠)
両足ではねて烏の子の一歩
散歩の途中で見かける三匹の鴉。今年生まれた兄弟姉妹なのだろう少し小ぶりで仲がよさそう。いつも行動を共にしているようだ、、、。(2017年秋詠)
落蝉となるやも知れず我もまた
暑い日の吟行、頭上に溢れる蝉の声、下を見れば何匹もの落蝉、ふとこんな風に考えてしまう自分がいた、、、。(2017年秋詠)
犬ねまる玄関脇に蚊遣香
「最近蚊が少ないと思いません?蚊は気温が31度を超えると活動できなくなるそうですよ」と聞いて考えてみると、確かに連日の酷暑の間は蚊がいなかったような気がします。その酷暑もどうやら峠を越えたようで、外に出ると蚊に刺されるようになりました。どちらが良いのやら、、、。(2017年秋詠)
テーブルに白桃二つ原爆忌
また一年、平和に過ごせました事に感謝です、、、。(2017年夏詠)
熊蝉の声に負けたる烏かな
県南へ行った時のクマゼミの声、すごいですね。蝉時雨と言いますが、あれは時雨ではありません。蝉夕立、あるいは蝉豪雨でもよいでしょう、、、。(2017年夏詠)
風の道つくりて座る夏座敷
こことここを開ければ風はこう通り、と記憶をたどりながら、たてつけの悪くなった実家の戸を開ける。家じゅうを一回りして座るとさっと風が抜けて行く。昔と同じ風、、、。(2017年夏詠)
落蝉の指出せばまたしがみつき
蝉の季節になりました。ちょっと数が少ないのは暑すぎる天候のせいでしょうか、、、。(2017年夏詠)
涼しさをもらふ町屋の夢二展
冷房の効いた部屋での展示会は夏場の吟行の恰好の逃場になる。なんて言うと受付の方に叱られそうですが、「〇〇展」の文字を見るとつい入ってしまいます。入ってはみたけれど、という〇〇展もありますが、掲句の〇〇展は大当たり。竹久夢二の絵に心まで涼しく、、、。(2017年夏詠)